昨日は休校・休園中の子どもたちを連れて、新しくオープンしたおもちゃ屋さんに伺いました。
シュタイナー教育にもとづいたステキなおもちゃたちと絵本のならぶ店内は、まるで外国のおもちゃ箱に迷い込んだよう。
なんでしょう。ひとつひとつが心に染み入ってきます。
こちらのお店には、パンフレットの打ち合わせに伺いました。
私は写真を撮る仕事をしていますが、パンフレット、ホームページ、ポスターなどの「伝えるツール」のご相談をいただくことも多く、撮影のあいまにお受けしています。
「何をどう作ったら良いのかわからない」という方も多いのですが、出産前までの私の仕事は編集者。大勢の方の話を聞いて、そこからひとつのツールを作っていくのが仕事でした。
「目に見える形にはないけれど思っていること」をお聞きして、写真と文書を添えて手に取って眺められる形にしたとき、皆さんが「そうか、自分たちはこんな姿なのか」と認識し、「もっとこうなりたい」と変化していく様子を見るのが楽しかったんです。
「想いを伝えるツールづくり」は、いつも口コミでお仕事をいただきます。メルヒェンさんも、長い付き合いのママ友からの紹介で伺いました。
広島の呉でお店をはじめて30年。横浜に引っ越してきてこちらの小さなお店をオープンされるまで、ドイツやデンマークなどヨーロッパのおもちゃ屋さんやおもちゃメーカーを訪れては驚いたり感じたりされてきたこと、お店をしながら思ってこられたことなどをお聞きして、まずは私が手に取って眺められる形のひとつ、パンフレットをおつくりします。
素敵な商品もサービスも、必要とする人に届いてこそ価値のあるもの。大切な橋渡しと思ってお仕事させていただいています。
打ち合わせ中は、子どもたちはメルヒェンさんのおもちゃで遊んでいました。
フォトレッスンは、生徒さんもお子さんが休みになっているため3月のレッスンすべてを中止にしたのですが、それ以外の仕事は子どもたちを留守番させたり、同行させていただいたりして行っています。
スタジオでは家にいる子どもたちに被写体になってもらって、ストロボのテスト中~
私がストロボの設定をあれこれ変えながらテストしている間、次男は3つのハンドスピナーのうちどれが一番長く回るかを、設定を変えながらテスト中です。
来週も休校、休園が続きます。
仕事時間の短い私でさえ、子どもたちをどうするか仕事をどうするか日々困り、だんだん疲れも感じてきました。
フルタイムでお仕事されている方々の疲労と困惑はいかほどかと思います。
ピンチをチャンスととらえて、この機会にしかできないこと、感じられないことを楽しんでいきたいですね!
※パンフレットやホームページ等のツールづくりは、内容や、私の撮影の仕事量等の状況によりお受けできるかどうかを検討させていただいています。