先週、急きょ娘の保育園がコロナ休園となり、ご予約をいただいていたみなさまにキャンセルをお願いしなければならなくなってしまいました。撮影にお伺いできなかった方には、本当に申し訳ありませんでした。
その後一週間がたち、明日から登園できることになりましたので、撮影を再開することにいたしました。また来月4月からは、土曜日も、出張撮影のみとはなりますが再開させていただきます。
再開しても、いつまた同じ状況になるかわかりません。以前はご依頼に対しぜったいに穴をあけることのないよう、病児保育、ファミリーサポートさん、親切な友人知人、最後の砦の遠方の母と、得られる対策はすべて講じていました。高熱の子どもを背負って撮影したことも何度かありましたし、産前は1週間前まで仕事し、産後も1ヶ月から撮影を再開するくらい、「できない」と言うことが大嫌いでした。
しかしコロナ禍になって以来、努力や気合いではカバーできなくなってしまいました。
繰り返しキャンセルをお願いしなければならなくなったことが申し訳なく、情けなく、気持ちが落ち込み、一時は諦めてしまった時期もありました。
でも、努力でカバーできないのなら開き直ってしまおうと、今回の再開を機に、「休園や体調不良・濃厚接触者となった場合はキャンセルまたは日程の変更をお願いすることがあります」と記載させていただきました。
「できる範囲で」にご理解ご了承いただける方にご依頼をいただけましたら幸いです。
こちらは先週の撮影に使うつもりで用意していたドライフラワーです。
少しお預けになってしまいましたが、さっそくニューボーンフォトのご依頼をいただきました。本当にありがとうございます。
レイアウトを考えながら試し撮りをしている傍らには娘と猫。ずっと一緒に楽しそうにそばにいます。
先週からたくさん娘と一緒に過ごすことができ、撮影できず残念でしたが、楽しい1週間でもありました。こちらはじゃがいもの植え付け中です。
じゃがいもとさやえんどうを植えました。
お散歩も毎日たくさんしました。
人の少ない山や原っぱなら、マスクもせずのびのびと遊べます。アップダウンのある山道を歩いたり、ヨモギの新芽を摘んでお団子を作ったり。
長男を2008年に出産して母親になって以来もう13年も、自然(都市型の自然)のなかで子育てをする生活をしてきました。今回の休業を機に、以前からやってみたいと思っていたことを始めてみようと、先日insgtagramとfacebookにて、「ころっぱ」のご案内をさせていただきました。
動かなくなった子どもを背負って歩かなければならなかったり、泥だらけになった服を一式着替えさせなければならなかったりと親にとっては少々負荷が大きい活動なので、「誰か興味持ってくれるのかなあ…」と思いながらご案内してみましたが、1日で10組ものご家族にお申し込みをいただき即日締め切りとなりました。
新しい楽しみができて、わくわくしているところです(^^)/
春が近づき、撮影のお問い合わせも多くなっています。
今年は5年前、7年前など、ずいぶん前に撮影させていただいた方からの久しぶりに問い合わせをいただくことが多く、嬉しいです。「ガヤさんがやっていなかったので他のスタジオで撮ってもらったのだけど…」と言いつつ戻って来て下さる方もいます。
人生の節目で思い出し、また撮ってもらおうかなと思ってくださる方がいることに「辞めなくて良かったなぁ」と感じています。
複数のフォトグラファーのいるスタジオのように安定して確実に撮影ができるわけではありませんが、新しい家族が増え、育ち、巣立っていく。人生を撮るフォトグラファーとしての仕事を大切にして行きたいと思います。