ここのところ、ニューボーンフォトのご依頼が続きました。
家族に赤ちゃんを迎えたばかりのときって、目で見えているこの世界と違うところにちょっと触れているような、不思議な感覚の時期ではないでしょうか。こちらの赤ちゃんは、まだへその緒が残っています。
撮影させていただいた日の夕方に、ぽろりと取れてしまったそうです。
写真を残して、本当にこちらの世界の住人になってくれたのですね。
撮影に伺った日は、ママはまだ退院されたばかり。2歳のお兄ちゃんはいろいろ感じることの多い時期のようす。大人の期待するようにカメラの前におさまってくれることはありません。
でも赤ちゃんを撮影しながらふと横を見ると、ママのカメラを持って私に向かって構えていました。
お部屋の中にはお兄ちゃんが赤ちゃんの頃からの写真が、とてもたくさん飾られていました。写真を残すのが好きなママを見て育ったお兄ちゃん、もう小さなカメラマンになっていました。
こちらは最近撮影させていただいたニューボーンフォトのなかでも、私も好きな写真のいちぶです。
ママの手と赤ちゃん。
パパの手と赤ちゃん。
お誕生の時間を抱いて。
はだかんぼう
ニューボーンフォトの撮影をするようになり5年ほどが経ちました。
きっかけは、お産の立ち合い撮影をご依頼くださった方が、「こんな写真は撮れませんか」とイメージを送ってくれたことで、そのときにはじめて、ニューボーンフォトという世界があることを知りました。
それからいろいろな写真を見たり、セミナーに行ったりして研究して来ましたが、なかなか思うように撮れず、知り合いや、お付き合いのある助産院にご協力いただいたりして、「本当に残すべき写真はどんな写真だろう、どうしたら残しておきたい、ずっと見ていたいと思う写真を撮れるだろう」と試行錯誤してきました。
「ニューボーンフォト」と言っても、撮り方や内容はほんとうに様々です。はじめは先輩フォトグラファーをまねて、たくさんの小道具を用意して作り込んでみたりしましたが、本当にエネルギーを割くべきはそこではないと思うようになりました。
現在は、よく見かけるニューボーンフォトのように色とりどりの小物や花などで作り込むことをせず、シンプルなスタイリングでお撮りすることが多くなりましたが、すべての写真に意味があると思えるくらい、丁寧に撮影させていただいています。
昨日は、2年前にニューボーンフォトを撮影させていただいた女の子がお姉ちゃんになって、生後2週間のお姉ちゃんと一緒に撮影に来てくれました。本当に嬉しい瞬間でした。
子どもたちの成長は本当に早いですね。
中学1年生になった長男は、春先に私の身長に並んだと思ったらあっというまに抜き去り、ぐんぐん私より大きくなっていきます。手も足も、私より1まわり以上大きくなりました。
小学2年生の次男とは、先日公園で競争したら、全力で走っても追い越せませんでした。私の方がまだまだ速いと思っていたのに、びっくりです。
そんな子どもたちと昨年のコロナ休校中に耕した庭では、だんだんと春野菜から夏野菜になってきました。こちらはジューンベリー。
つまみぐいをしつつ収穫してもらい、砂糖都と煮て朝のヨーグルト用に。
兄2人が収穫してくれた梅は、1.5㎏残しておすそ分けです。
夕方、晩御飯に使う大根を次男に抜きに行ってもらったのですが、
ありゃりゃ~
出た~足大根(チ〇チ〇付き)
大根の葉っぱには青虫がすぐにたくさんついてしまいます。
青虫を狙ってトカゲもにょっこり。
キュウリもぐんぐん大きくなり、気が付いたら6本もぶさらがっていました。子どもたちが帰ってきたら収穫してもらいましょう(*^^*)
野菜も、昨年はうまくできなかったものも、肥料のタイミングや土の感じに少しずつコツが見えてきた気がします。
何事も継続は力なりですね。プロ(農家さん)の作る野菜には足元にも及びませんが、育てるのって楽しいです(*^^*)