今日から8月。夏休みも2週目です。
横浜市在住の私のところでは、小学生の夏休みは5週間です。小学生の夏休み対応も10年目となった私は、例年5月ころから仕事を調整し夏休みに備えます。どちらかというと、夏休みを楽しみにしているほうの親だと思います。
子どもたちと一緒に学べることも多く、先週出かけた上野の国立科学博物館では、デジタルカメラの画像表示に使用される有機ELディスプレイにふむふむ。
私の次男(5年)と長女(年長)のほかに次男の友人も預かって連れて行っていたので、
一緒にアメ横の路地を探検したり10円パンを食べたりして、楽しい社会科見学でした。
博物館や科学館に行くのも夏休みの楽しみのひとつですし、次男は大好きなドローンに長時間向き合っています。そして、私にとってはなんといっても海!
7月はとりあえず、燈明堂、荒崎海岸、胴網海岸、荒井浜に泳ぎに行きました。
「燈明堂」は砂が白っぽいので遠くから見ると南国のようです。ただし魚が少なく、水は粘土質の砂が舞うので濁りやすいように思います。沖からは刑務所と発電所が見えます。
名前の通り波が荒い「荒崎海岸」は、波は荒いけれど魚がたくさんいます。荒い波にもまれて楽しむもよし、温かいプールのようなる浅瀬を楽しむもよし。
小さなプライベードビーチのような「胴網海岸」は、波が静かで透明度も高く、泳ぎやすい海です。
洞窟がたくさんあるのが面白く、魚も多いです。ただし有毒のガンガゼが多いので注意が必要です。
「荒井浜」には夏の間海水浴場・海の家が開設されます。私たちは海水浴場を通り過ぎて磯の方へ。
キレイな水のなかにルリスズメダイやゴンズイなど、たくさんの魚を楽しめます。
8月もたくさん泳ぎに行きたいな!
そんな楽しい夏休みですが、5週間というのは…長すぎやしませんでしょうか。
夏休みが定められたのは明治14年。導入の背景は定かではないようですが、明治生まれだった私の祖父母を思い浮かべると、当時の子どもは家で様々な仕事や役割を担う存在で、学校に通うことはむしろ贅沢のようなものでした。いまのレジャー三昧な夏休みとは、目的が違ったんじゃないかなあ、と想像します。
近年では夏休み期間の検討に着手した自治体のニュースも目にするようになりました。
でも、夏休みの期間について常々議論はあるものの、それぞれの主張が対立するばかりであまり議論が進んでいない印象があります。
私は、夏休みは3週間くらいがいいんじゃないかなあ、と思います。5週間から3週間に減らしてういた2週間は、春休みと冬休みに1週間ずつにくっつけてもいいし、1月と8月を除く毎月に1日ずつ振り分けたり半日授業の日を設けて普段の負荷を減らしてもいいし。
子どもにとって学校に毎日通うというのは大変なことですが、毎日やっているから継続できている面もあり、5週間も休むと生活リズムが崩れて、再開するときの心身への負担が大きいです。
それに私たちが子どもの頃はまだ、農家のおうちや専業主婦の母、3世代同居も多く、子どもを受け止められる余力が家庭にあったように思いますが、共働きが全世帯の7割を超えたいま、余裕のない中で親も子もなんとか夏休みを耐えしのいでいる現状もあるのではないでしょうか。
とはいえ目の前では夏休み真っ最中ですので、仕事量を調整し、夏期講習や祖母宅など活用できるものをフル動員し、10年目の夏休みも全力で駆け抜けますよ!来年末っ子が小学校に入学するから、夏休み対応はあと6年。16年経ったらなにか変わっていたりするのかしら?
みなさんは夏休み、どのくらいの長さが妥当だと思うでしょうか。